いべんと



今日ゼミで「授業はイベントか?」ってみんなで議論した。
イベントに必要な要素は「テンション」「目的」「人」「空間」「楽しさ」「情報」とか出た。
「授業」にはさっき上げた要素が含まれている。けど「授業に感じる楽しさ」なんてのは人それぞれ違うし、それこそ「楽しさ」なんて感じていない人もいる。
こんなこと言ったらすべては本人の気の持ちようでどうにでもなる。


でもイベントってのは「非日常」なんだと。
だから私たち学生の中で「日常」になっている授業はイベントではないんだって。確かに「イベント」っていわれて思うものは「コンサート」だったり、なにかの展示会だったり、お祭りだったり。普段の生活の中に突然現れる不思議な空間なのかもなぁ。


「イベントは不特定多数の人と同じ空間を共有できるもの」「最大のメディアである」んだと。
「情報」なんてものはネットでもテレビでも雑誌でも新聞でもラジオでも得られる。けどその情報なんてものは所詮人から与えられたもので、自分が体験して得た情報ではない。そうした点で「イベント」は自分で足を運んで目で見て、耳で聞いて、その場のニオイや雰囲気をつかめる、多くの情報を得られる場=メディアなんだって。


私はコンサートDVDを買って家で見てコンサートという「イベント」に参加してた気持ちになってたんだけど、それはどうやら違うらしい。実際にその場のニオイも雰囲気も体験できていないから。
じゃぁなんで「コンサートDVD」なるものが発売されて、売れるんだろう。
それはただ「コンサートを行なった」っていう記録を残すためなの?
行った人がDVDを見てあのとき楽しかった〜って当時を思い出すための道具なの?


ん〜なんなんだろう。
現場に行かなきゃわからない楽しさってもちろんあるんだけど、それを現場に行けなかった人たちに伝える手段って今後生まれてくるのかなぁ*1
なんてことを先生に議長を頼まれて、その場を仕切りながら考えていた。


まぁただのメモだね。これが来年卒論を書くようになったときに役立つことを祈って^^

*1:新しい手段を生む必要があるか、ないかは置いておいて。